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キビタキ属とは?

きびたきぞく

キビタキ属とは、スズメ目ヒタキ科に分類される小型鳥類のグループで、雄の鮮やかな黄色と黒のコントラストが特徴的な森の野鳥です。

キビタキ属(学名:Ficedula)は、スズメ目ヒタキ科に属する小型の鳥類で、ユーラシア大陸からアフリカかけて広く分布しています。体長はおよそ12〜13センチメートルと小さく、木の枝に止まって昆虫を捕える「フライキャッチャー」型の採食行動をとります。

日本で最もよく知られる種はキビタキ(Ficedula narcissina)で、夏鳥として全国の山地林や丘陵地帯に渡来します。雄は胸から腹にかけて鮮やかな黄色、背面は黒く、翼に白斑があり、非常に目立つ外観をしています。一方、雌は全体的に褐色で地味な羽色をしています。

キビタキは美しい声でも知られ、複雑なメロディーの囀りは「森の歌い手」と呼ばれることもあります。落葉広葉樹林・混交林を好み、枝から枝へと機敏に動きながら昆虫を捕食します。秋には南方へと渡去し、越冬地は東南アジアや中国南部などです。

キビタキ属の他の種には、ムギマキやオジロビタキなども含まれており、それぞれ独自の分布域と羽色をもちます。ヒタキ類全般としてバードウォッチャーに人気が高く、春の渡りの季節には公園や低山でも観察できます。

使い方・例文

「春の低山でキビタキ属のキビタキが黄色い胸を見せながら囀っていた」「秋の渡りの時期に公園の木でムギマキを見かけた」というように、バードウォッチングの場面で登場します。

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