ヒタキ科とは?
ひたきか
ヒタキ科とは、スズメ目に属する小鳥の一群で、日本ではオオルリ・キビタキ・コマドリなど美しい声や姿を持つ種が多く知られています。
ヒタキ科(Muscicapidae)は、スズメ目に属する鳥類の一科です。アフリカ・アジア・ヨーロッパを中心に広く分布しており、世界で300種以上が含まれます。日本では春から夏にかけて渡来する夏鳥や、通年生息する留鳥など多くの種が見られます。
ヒタキ科の鳥は比較的小型で、昆虫を主食とします。「ヒタキ」という名は、火打ち石を打つ音「ヒッ、ヒッ」に似た鳴き声に由来するとも言われています。日本に生息する代表的な種として以下が挙げられます。
- オオルリ:オスは瑠璃色の背と白い腹が美しく、日本三鳴鳥の一つ
- キビタキ:オスは黄色と黒のコントラストが鮮やかで、山林でよく見られる
- コマドリ:日本三鳴鳥の一つで、「ヒンカラカラ」と美しい声で鳴く
- ルリビタキ:オスは青みがかった体色を持つ冬鳥として知られる
これらの鳥はバードウォッチングの人気種として知られており、繁殖期(春〜初夏)には美しいさえずりを聞かせてくれます。林床や低木の茂みを好み、地上近くで昆虫を捕食する行動が観察されます。近年は分類の見直しにより、かつてツグミ科に含まれていた種がヒタキ科に移行するなど、分類体系の整理が進んでいます。
使い方・例文
春の山林でバードウォッチングをすると、ヒタキ科のキビタキが樹冠でさえずる姿や、飛翔しながら虫を捕まえる行動を観察できます。
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