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キツネザルとは?

きつねざる

キツネザルとは、マダガスカル島にのみ生息する霊長目キツネザル類の総称で、長い尾や大きな目が特徴的な原始的なサルの仲間です。

キツネザル(狐猿)は、霊長目キツネザル下目(Strepsirrhini)に属する動物の総称で、インド洋島国マダガスカルにのみ自然分布しています。その名はキツネのように突き出た鼻面に由来しています。現在確認されている種は100種以上にのぼり、大きさも体重30gほどの小型種から10kgを超える大型種まで多様です。

キツネザルは「原猿類」に分類される比較的原始的な霊長類で、真猿類(サルや類人猿)とは進化的に古い段階で分岐しました。主な特徴は以下の通りです。

  • 大きくて丸い目(多くの種が夜行性または薄明薄暮性)
  • 長くてふさふさした尾(ワオキツネザルは白黒の縞模様が有名)
  • 嗅覚が発達しており、匂いによるコミュニケーションを重視する
  • 歯が特殊な「歯ぐし」と呼ばれる構造を持ち毛繕いに使う

マダガスカル固有の生態系の中で独自の進化を遂げてきましたが、森林破壊・乱獲・外来種の侵入などにより多くの種が絶滅危惧種に指定されています。国際自然保護連合(IUCN)によれば、キツネザル類は世界で最も絶滅の危機に瀕している哺乳類グループの一つとされています。動物園でも飼育されており、ワオキツネザルは特に人気があります。

使い方・例文

動物園のキツネザルゾーンでは、長い白黒縞模様の尾を高く立てて歩くワオキツネザルを間近で観察できます。自然界ではマダガスカルの固有種として、さまざまな生態研究の対象になっています。

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