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キサンタンガムとは?

きさんたんがむ

キサンタンガムとは、微生物が産生する多糖類を原料とした食品添加物で、増粘・乳化・安定化の目的で食品や化粧品に広く使用されています。

キサンタンガム(Xanthan Gum)は、Xanthomonas campestris(キサントモナス菌)という細菌が糖を発酵分解する過程で産生する天然の多糖類から作られる増粘剤(ハイドロコロイド)です。1960年代アメリカ農務省の研究で発見・開発され、現在は世界中で食品添加物として広く認可・利用されています。

キサンタンガムの最大の特徴は「擬塑性(シュードプラスチシティ)」と呼ばれる特性です。静止状態では高い粘度を示し、かき混ぜるなど力を加えると粘度が下がって流れやすくなり、力を取り除くとまた元の粘度に戻ります。このため、食品に「とろみ」を持たせながらも口当たりを良くすることができます。

主な用途は以下の通りです。

  • ドレッシング・ソース類:具材の分離を防ぎ、均一なとろみを保つ。
  • 冷凍食品・アイスクリーム:凍結・解凍による食感の変化を抑える。
  • グルテンフリー食品:小麦グルテンの代わりに生地の弾力性・まとまりを補う。
  • 化粧品・スキンケア:ジェルやクリームのとろみ・安定化に使用される。

天然由来の素材でありながら少量で高い効果を発揮し、酸性・アルカリ性の環境や塩分にも安定しているため、汎用性の高い添加物として食品工業で欠かせない存在となっています。

使い方・例文

市販のドレッシングや介護食の「とろみ調整食品」の成分表にキサンタンガムと記載されていることが多く、分離防止やなめらかなとろみを実現するために配合されています。

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