アルカリ性とは?
あるかりせい
アルカリ性とは、水溶液の性質の一つで、pHが7より大きく水酸化物イオンを多く含む状態のことです。
アルカリ性とは、水溶液の酸・塩基の性質を表す区分の一つで、pH(水素イオン指数)が7を超えた状態を指します。pH7が中性、pH7未満が酸性、pH7超がアルカリ性(塩基性)となり、pH14が最も強いアルカリ性です。アルカリ性の水溶液中では、水酸化物イオン(OH⁻)が水素イオン(H⁺)よりも多く存在しています。
アルカリ性を示す代表的な物質には次のようなものがあります。
- 水酸化ナトリウム(強アルカリ・工業用や実験用)
- アンモニア水(弱アルカリ・清掃用品に使用)
- 重曹(炭酸水素ナトリウム・弱アルカリ・料理や掃除に活用)
- 石灰水(水酸化カルシウム・土壌改良などに使用)
- 石鹸水(弱アルカリ性)
アルカリ性の水溶液には共通する性質があります。青色リトマス試験紙を変色させない(赤色→青色にするのは酸性)、フェノールフタレイン溶液を加えると赤紫色になる、酸性溶液と中和反応を起こして水と塩(えん)を生じるなどが代表的です。また、強いアルカリ性の溶液は皮膚や粘膜を腐食する危険性があるため、取り扱いに注意が必要です。
日常生活では、料理(重曹でふくらみを出す)・掃除(油汚れの分解)・農業(土壌のpH調整)など幅広い場面でアルカリ性の性質が活用されています。
使い方・例文
「台所の油汚れにはアルカリ性の洗剤が効果的で、酸性の油脂を中和して落としやすくする」という形で、化学的な性質を説明する場面で使われます。
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