石灰水とは?
せっかいすい
石灰水とは、水酸化カルシウムを水に溶かした無色透明のアルカリ性水溶液で、二酸化炭素の検出に広く使われます。
石灰水は、水酸化カルシウム(Ca(OH)₂)を水に溶かして作るアルカリ性の水溶液です。無色透明で、わずかに白く濁って見えることもありますが、これは溶けきれなかった水酸化カルシウムが微粒子として浮遊しているためです。
石灰水の最も重要な性質は、二酸化炭素(CO₂)と反応して白く濁ることです。これは炭酸カルシウム(CaCO₃)という白い沈殿が生成されるためで、化学式で表すとCa(OH)₂ + CO₂ → CaCO₃ + H₂Oとなります。この反応は可逆的で、さらに二酸化炭素を通し続けると炭酸水素カルシウムが生成されて再び透明になります。
学校の理科実験では主に次のような用途で登場します。
- 呼気や燃焼ガス中の二酸化炭素の検出
- 石灰石や貝殻が酸と反応して発生する気体の確認
- 酸性・アルカリ性の実験材料
日常生活では、土壌改良剤(消石灰)として農業に利用されるほか、建材・製紙・食品添加物など幅広い分野でカルシウム系化合物が活用されています。石灰水は化学を身近に感じられる代表的な試薬のひとつです。
使い方・例文
試験管に集めた気体に石灰水を加えて振ると白く濁った場合、その気体が二酸化炭素であることが確認できます。
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