ガンマ線バーストとは?
がんませんばーすと
ガンマ線バーストとは、宇宙で観測される最大級のエネルギーを放出する爆発現象で、数秒から数分にわたって非常に強烈なガンマ線が放射されるものです。
ガンマ線バースト(Gamma-Ray Burst、GRB)は、宇宙で観測される中で最も強力なエネルギー放出現象の一つです。数ミリ秒から数時間にわたって、極めて強いガンマ線が狭いビーム状に放出されます。
ガンマ線バーストは持続時間によって大きく二つに分類されます。
- 短時間型(2秒以下):中性子星同士、または中性子星とブラックホールの合体によって引き起こされると考えられている
- 長時間型(2秒以上):非常に質量の大きい星が寿命を終えるときの超新星爆発(極超新星)によって生じると考えられている
ガンマ線バーストが放出するエネルギーは、太陽が一生をかけて放出するエネルギーを数秒で上回るほど膨大であり、観測される天体現象の中でも群を抜いています。遠方銀河で起きたものが地球から観測されることも多く、宇宙の初期状態を探る手がかりにもなっています。
もし地球の近傍(数千光年以内)でガンマ線バーストが発生した場合、そのビームが地球に向いていれば大気へのダメージや大量絶滅を引き起こす可能性があるとも指摘されていますが、現在のところ差し迫ったリスクはないとされています。
使い方・例文
宇宙の高エネルギー現象を解説する天文学の記事や番組で頻繁に取り上げられ、「宇宙最大の爆発」として紹介されることが多い現象です。SF作品でも壊滅的なエネルギー放出として描かれることがあります。
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