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ガリラードとは?

がりらーど

ガリラードとは、16〜17世紀のヨーロッパで流行した活発な三拍子系の舞踏音楽およびその舞踊のことです。

ガリラード(galliard)とは、16世紀から17世紀にかけヨーロッパ宮廷で広く流行した舞踏音楽および舞踊の形式です。フランス語やイタリア語で「陽気な」「活発な」を意味する語に由来するとされ、その名の通りテンポが速く躍動感にあふれた性格を持っています。

音楽的には三拍子(または六拍子)を基本とし、跳躍・踏み込み・回転などの技巧的なステップを伴う舞踊と結びついています。特に「チンク・パ(cinq pas)」と呼ばれる五つの基本ステップが有名で、これがガリラードの舞踊の中核をなします。

ガリラードは多くの場合、穏やかな四拍子のパヴァーヌと対になって演奏されました。これらをペアとして用いることは当時の舞踏組曲の定番となっており、その後のバロック組曲(アルマンド・クーラント・サラバンド・ジーグなど)の前身とも見なされています。

代表的な作曲家としては、ウィリアム・バード、ジョン・ダウランド、ミヒャエル・プレトリウスらがガリラードを多く残しています。現代においても古楽の演奏会やダンス史の研究において頻繁に取り上げられる重要なジャンルです。

使い方・例文

音楽史や古楽・バロックダンスの文脈で「リュート曲集には多数のガリラードが収録されており、当時の宮廷舞踏の様子を伝えている」のように使われます。

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