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カルタゴとは?

かるたご

カルタゴとは、古代北アフリカに存在したフェニキア人の植民都市で、地中海交易の覇権を握った大国です。

カルタゴは、現在チュニジア北部(チュニスの近郊)に建設された古代都市国家です。紀元前9世紀ごろ、フェニキア人がティルスから移住して建国したとされており、「新しい町」を意味するフェニキア語「カルト・ハダシュト」が名前の由来とされています。

地中海の中央に位置するという地理的優位を活かし、カルタゴは海上貿易を通じて急速に繁栄しました。西地中海各地に植民都市を設け、イベリア半島北アフリカなどとの交易ネットワークを構築。最盛期には地中海西部の覇権を握る大国となりました。

政治体制は寡頭共和政に近い形をとり、二人の「スフェット(判事)」が国政を主導しました。軍事面では傭兵を積極的に活用した強力な海軍を誇り、シチリア島をめぐってギリシャ諸都市と長く対立しました。

紀元前264年からはローマと「ポエニ戦争」と呼ばれる三度の大戦争が勃発します。第二次ポエニ戦争ではハンニバル将軍がアルプスを越えてイタリアに侵入し、ローマを苦しめましたが、最終的にはスキピオ・アフリカヌスに敗れました。紀元前146年に行われた第三次ポエニ戦争でローマ軍に徹底的に破壊され、カルタゴは歴史の舞台から消えました。

使い方・例文

「ポエニ戦争」や「ハンニバル」を解説する歴史の文脈でよく登場します。また「カルタゴを滅ぼせ」というカトーの演説は、執拗な主張を象徴する故事として現代でも引用されます。

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