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カモシカとは?

かもしか

カモシカとは、日本の山岳地帯に生息する偶蹄目ウシ科の動物で、国の特別天然記念物に指定されています。

カモシカ(学名:Capricornis crispus)は、ウシ科カモシカ属に属する哺乳類で、日本固有の野生動物です。名前に「シカ」とありますが、分類上はシカではなくウシの仲間(ヤギ・レイヨウに近い)です。1934年に国の特別天然記念物に指定されており、日本各地の山岳地帯や丘陵地に生息しています。

カモシカの外見上の特徴として、ずんぐりとした体型と短い四肢、白から灰褐色・黒色まで個体差のある体毛が挙げられます。オス・メスともに短い角(約10〜15cm)を持ち、蹄(ひづめ)の構造が岩場でのグリップ力を高めるため、急峻な山岳地帯でも確実に移動できます。体長はおよそ1〜1.2メートル、体重は60〜130キログラム程度です。

カモシカの主な生態的特徴は以下の通りです。

  • 草食性:木の葉・芽・草・木の実などを食べる
  • 縄張り:単独生活が基本で、においで縄張りを主張する
  • 山岳適応:急な岩場や雪山でも安定して移動できる蹄を持つ
  • 警戒心:天敵(かつてはオオカミ)に対して高い警戒心を示す

かつては毛皮・食用目的で乱獲されて個体数が激減しましたが、保護政策によって回復。現在は農林業被害を引き起こすこともあり、地域によっては個体数管理の対象にもなっています。「カモシカのような脚」という表現が美脚を形容する慣用句として日本語に定着しているほど、身近な存在でもあります。

使い方・例文

登山中に岩場でじっとこちらを見つめるカモシカに出会うことがあり、その動じない様子から「カモシカのように堂々とした」という表現が使われることもあります。

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