本文へスキップ

カホキア・マウンズとは?

かほきあまうんず

カホキア・マウンズとは、アメリカ・イリノイ州に位置するネイティブアメリカンの巨大土塁群遺跡で、ミシシッピ文化の最大の都市中心地として栄えた場所です。

カホキア・マウンズ(Cahokia Mounds)は、アメリカ合衆国イリノイ州コリンズビル近郊、ミシシッピ川東岸の沖積平野に位置する先コロンブス期ネイティブアメリカンの都市遺跡です。ミシシッピ文化(紀元後900〜1200年頃に最盛期)を代表する遺跡として知られており、最盛期には人口1万〜2万人程度を擁したとも推定されています。

遺跡の名称「カホキア」は後の時代に近くに住んでいた先住民族の名前に由来しますが、実際の建設者が何と呼ばれていたかは不明です。遺跡群には120基以上の土塁(マウンズ)が確認されており、その規模と配置から、当時の社会が高度に組織化されていたことが伺えます。

遺跡の主な特徴は以下の通りです。

  • 「モンクス・マウンド」:底面積がエジプトのクフ王のピラミッドを上回る北米最大の土塁
  • 広場を囲む形で配置された大小の土塁群
  • 木製の柱で作られた「ウッドヘンジ」(天文観測と関連すると推定)
  • 儀礼・居住・倉庫などの機能ごとに区分された都市構造

13世紀以降に急速に衰退・放棄された原因は諸説あり、環境変化・農業の限界・社会的崩壊などが挙げられています。1982年にユネスコ世界遺産に登録されています。

使い方・例文

北米先史文明を扱う教科書や展示では「カホキア・マウンズは、ヨーロッパ人が到来する以前の北米最大の都市集落だった」として紹介されることがあります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語