カネフォラ種とは?
かねふぉらしゅ
カネフォラ種とは、アラビカ種と並ぶコーヒーの2大原種のひとつで、ロブスタコーヒーとも呼ばれ、苦みが強くカフェインを多く含む品種です。
カネフォラ種(Coffea canephora)は、コーヒーノキの主要な栽培種のひとつで、一般には「ロブスタ種」の名称でより広く知られています。原産地はアフリカ中央部〜西部(コンゴ盆地周辺)とされ、現在はベトナム・インドネシア・ウガンダ・インドなど熱帯地域で広く栽培されています。
アラビカ種と比較した際のカネフォラ種の特徴は以下のとおりです。
- 病害虫への強さ:コーヒーさび病などに強く、栽培が容易
- 収量:アラビカ種より単位面積あたりの収量が多い
- カフェイン含有量:アラビカ種の約2倍のカフェインを含む
- クロロゲン酸:苦みの元となるクロロゲン酸が多い
- 標高:低地・高温多湿の環境でも栽培できる
味わいの面ではアラビカ種に比べて苦みが強く、酸味が少なく、独特の土っぽさ(アーシー感)があります。単品で飲まれることは少なく、エスプレッソブレンドや缶コーヒー・インスタントコーヒーの原料として広く使われています。特に濃いクレマ(泡)を作りやすい性質があり、イタリアンエスプレッソのブレンドに不可欠な存在です。
世界のコーヒー生産量のうちカネフォラ種はおよそ40%を占めるとされ、価格面でのコスト優位性もあることから、商業用コーヒーの重要な原料として位置づけられています。
使い方・例文
缶コーヒーやコンビニのインスタントコーヒー、エスプレッソブレンドにはカネフォラ種(ロブスタ)がよく使われており、苦みとコクを出す役割を担っています。
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