カッピングとは?
かっぴんぐ
カッピングとは、コーヒーの風味・香り・品質を評価するために世界共通の手順で行うプロの官能評価(テイスティング)手法です。
カッピング(Cupping)とは、コーヒー豆の品質・風味・香りを客観的・体系的に評価するための専門的なテイスティング手法です。生産者・バイヤー・ロースター・バリスタなどがコーヒーの選定や品質管理に用い、国際的に標準化された手順が存在します。
カッピングの基本手順は以下のとおりです。
- 焙煎したコーヒーを粗く挽き、カップに一定量入れる
- 湯を注いで蒸らし、表面に浮いた粉の層(クラスト)の香り(フレグランス)を嗅ぐ
- クラストをスプーンで破砕し、立ち上がる香り(アロマ)を評価する
- 粉が沈んだ後、スプーンで液体をすくい、勢いよすする(スラープ)ように口に含む
- 酸味・甘み・苦味・コク(ボディ)・後味・フレーバーなどを評価する
スペシャルティコーヒー協会(SCA)はカッピングの標準プロトコルを定めており、100点満点のスコアシートで評価します。80点以上がスペシャルティコーヒーの基準とされます。Qグレーダーと呼ばれる資格を持つ専門家がこの評価を公式に行うことができます。
カッピングは産地や農園ごとのコーヒーの個性を比較するためにも活用され、コーヒー産業のサプライチェーン全体において品質基準を共有する共通言語として機能しています。近年はコーヒーイベントや専門店でのワークショップとして一般向けにも普及しています。
使い方・例文
コーヒー農園のバイヤーが複数の産地のサンプルを並べ、それぞれの酸味・甘み・香りを比較評価する場面でカッピングが行われます。
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