カシュカヴァルとは?
かしゅかゔぁる
カシュカヴァルとは、バルカン半島や中東で広く親しまれているセミハードの熟成チーズで、羊乳や牛乳から作られます。
カシュカヴァル(Kashkaval / Кашкавал)は、主にブルガリア、ルーマニア、セルビア、北マケドニアなどバルカン半島諸国や、トルコ、アルバニアなど中東・東欧地域で広く作られているセミハードチーズです。名称はギリシャ語で「カシェ(チーズ)」とイタリアの「カチョカヴァッロ」に由来するとされており、地中海沿岸チーズの系譜を引く歴史的な食品です。
カシュカヴァルはパスタ・フィラータ(練り伸ばし)製法またはそれに近い技法で作られ、凝乳をお湯の中で練り伸ばしてから成形・塩漬けし、熟成させます。原料乳は羊乳が伝統的ですが、牛乳や混合乳を使ったものも多く流通しています。
- テクスチャー:弾力があり、薄くスライスまたはおろしやすい
- 風味:マイルドからやや塩気のあるコクのある味わい
- 色:淡い黄色
- 熟成期間:数か月〜1年以上のものまでさまざま
バルカン諸国では日常的なテーブルチーズとして食パンやオリーブとともに朝食に登場するほか、溶けやすい性質を活かして料理にも広く使われます。ブルガリアではPDO(保護原産地呼称)の認定を受けたものもあり、地域の食文化を代表するチーズとなっています。
使い方・例文
ブルガリア料理のグリルチーズ(プルジェン・カシュカヴァル)は、カシュカヴァルをパン粉で衣付けして揚げ焼きにした定番料理で、前菜として広く食べられます。ピザやパスタに使うと独特のコクが加わります。
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