オーギュスト・ペレとは?
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オーギュスト・ペレは、20世紀フランスの建築家で、鉄筋コンクリートを芸術的に活用した先駆者であり、ル・コルビュジエの師としても知られます。
オーギュスト・ペレ(Auguste Perret、1874年〜1954年)は、ベルギー・ブリュッセル生まれ(フランスで活動)の建築家です。エコール・デ・ボザール(パリ国立美術学校)で建築を学んだ後、家業の建設会社を受け継ぎ、建築家・施工業者として鉄筋コンクリート建築の発展に大きく貢献しました。
ペレ以前、鉄筋コンクリートは実用的な構造材として用いられるにとどまり、外観は石材や装飾で覆い隠すのが一般的でした。ペレはコンクリートそのものを意匠として正直に表現することを提唱し、「コンクリートの詩人」とも称されます。その美学は次の原則に基づいていました。
- 柱・梁・スラブといった構造要素を率直に見せる「構造の誠実な表現」
- 古典建築の秩序(柱間・比例)をコンクリートで再解釈
- 装飾よりも材料と構造から生まれる美を重視
代表作には、パリのフランクリン街のアパート(1903年)、シャンゼリゼ劇場(1913年)、第二次大戦後に再建されたル・アーヴル市街地(ユネスコ世界遺産)などがあります。
また、若い頃のル・コルビュジエが事務所で働いており、ペレの構造思想は近代建築の父とも呼ばれるコルビュジエの形成に大きな影響を与えました。20世紀建築の礎を築いた巨匠として高く評価されています。
使い方・例文
建築史の授業や書籍で「鉄筋コンクリート建築の先駆者」「ル・コルビュジエの師」として登場します。近代建築の誕生を語る流れの中で、必ず触れられる重要人物です。
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