ダニエル・リベスキンドとは?
だにえる・りべすきんど
ダニエル・リベスキンドはポーランド系アメリカ人の建築家で、鋭角的で感情的な空間設計を得意とし、ベルリン・ユダヤ博物館などで世界的に知られます。
ダニエル・リベスキンド(Daniel Libeskind、1946年生まれ)はポーランドのウッジュ出身のアメリカ人建築家です。ホロコーストを生き延びたユダヤ人家庭に生まれ、後にイスラエル・アメリカへ移住しました。音楽家としての経歴も持ち、建築を学んだ後に独自の脱構築的・叙情的スタイルを確立しました。
リベスキンドの建築は、断片化した形態・鋭角的な構成・光の演出を通じて歴史的記憶や感情を空間で表現することが特徴です。代表作は以下の通りです。
- ベルリン・ユダヤ博物館(2001年):ジグザグの平面と「空虚(Void)」が織りなす記憶の建築として高く評価
- デンバー美術館(2006年):チタンパネルに覆われた鋭角的な増築棟
- インペリアル・ウォー・ミュージアム・ノース(マンチェスター、2002年):戦争による世界の「断片」を隠喩した外形
- ワールドトレードセンター再建計画(ニューヨーク):コンペ最優秀案として選出
建築理論・哲学にも通じており、著作や講演を通じて建築の倫理的・人文的側面を訴え続けています。
使い方・例文
「建築で歴史の悲劇をどう語るか」という文脈では、ダニエル・リベスキンドのベルリン・ユダヤ博物館が、空間そのもので喪失と記憶を表現した例として必ず言及されます。
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