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村野藤吾とは?

むらのとうご

村野藤吾とは、20世紀日本を代表する建築家で、独自の有機的デザインと人間的スケール感で知られる巨匠です。

村野藤吾(1891〜1984)は、佐賀県出身の建築家で、早稲田大学建築学科を卒業後、渡辺節建築事務所を経て独立し、長きにわたって日本近代建築の第一線で活躍しました。

その建築の特徴は、モダニズムの合理主義に流されず、人間の感覚や自然との調和を重視した有機的・装飾的なデザインにあります。曲線や細部の意匠へのこだわりは、他の建築家とは一線を画し、「生きている建築」と評されることもあります。

代表作には以下のものがあります。

  • 世界平和記念聖堂(広島)
  • 宝塚カトリック教会
  • 日生劇場(東京)
  • 新歌舞伎座(大阪)
  • 箱根プリンスホテル

90歳を超えても現役で設計に携わり続けた精力的な姿勢でも知られます。1977年には文化勲章を受章し、日本建築界の最高峰として認められました。戦後日本の建築文化に大きな影響を与えた存在として、現在も高く評価されています。

使い方・例文

「このホテルのロビーは、村野藤吾が手がけた有機的な曲線と素材感が随所に生かされた空間だ」というように、温かみのある近代建築を語る文脈で登場します。

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