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クリストファー・レンとは?

くりすとふぁー・れん

クリストファー・レンとは、17世紀イギリスの建築家・科学者であり、ロンドン大火後の復興を主導し、セント・ポール大聖堂をはじめ多くの名建築を手がけた人物です。

クリストファー・レン(Sir Christopher Wren、1632〜1723年)は、イギリスバロック建築の巨匠として知られる建築家であり、同時代に活躍した優れた科学者でもありました。オックスフォード大学で天文学を学び、同大学の天文学教授を務めた後、建築の世界に転じたという異色の経歴を持ちます。

レンが建築史に名を刻む最大の契機となったのは、1666年のロンドン大火です。大火によって壊滅的な被害を受けたロンドン市街の再建計画に携わり、都市設計の大構想を提案しました。計画の全体が実現したわけではありませんが、その後約50年にわたって市内の多くの教会や公共建築の設計を手がけました。

なかでも最大の傑作とされるのがセント・ポール大聖堂(1675〜1710年)です。巨大なドームを主軸とするバロック様式のこの聖堂は、ロンドンのシンボルとして今日も親しまれています。その他にも、グリニッジ王立海軍学院、シティ・オブ・ロンドンに点在する多数の教区教会など、数十件におよぶ設計実績があります。

レンは王立学会(Royal Society)の創設メンバーの一人でもあり、科学と建築の両分野にまたがる業績は、17世紀の知的巨人として高い評価を受けています。「あなたが私の記念碑を探すなら、あなたの周りを見回せ」という言葉が彼の墓碑に刻まれており、ロンドンそのものが彼の作品集とも言えます。

使い方・例文

「セント・ポール大聖堂を訪れると、クリストファー・レンの偉業をしみじみと感じる」のように、イギリス建築や歴史の話題で登場します。

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