山本理顕とは?
やまもとりけん
山本理顕は日本の建築家で、住居と公共空間の関係性を理論化し、地域社会と建築のあり方を問い続けた現代日本建築界の重要人物です。
山本理顕(やまもと りけん、1945年生まれ)は中国・北京生まれの日本の建築家です。東京芸術大学で学んだ後、原広司に師事。1973年に山本理顕設計工場を設立し、独自の建築思想を展開してきました。
山本の建築理念の核心は、住宅と公共空間の境界を問い直すことにあります。個人の住居が閉じた「プライベート」な箱として存在するのではなく、地域社会や公共的な空間と有機的につながることで、豊かな共同性が生まれると考え、その思想を設計に反映させてきました。
代表的な作品には以下があります。
- 埼玉県・熊谷市立文化センター(1993年)
- 広島市南区民文化センター(1994年)
- 韓国・板橋(パンギョ)住宅(2011年):地域コミュニティを意識した集合住宅
- 名古屋造形大学(2022年移転整備)
著書『地域社会圏主義』では、現代の住宅概念・都市概念を根底から問い直す理論を展開し、建築家・研究者から注目されています。2024年にはプリツカー建築賞を受賞し、日本人として安藤忠雄・槇文彦らに続く受賞者となりました。
使い方・例文
「住宅と街の関係」や「コミュニティを育む建築」を論じる場面で、山本理顕の作品や「地域社会圏」の概念がしばしば引用されます。
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