オレンジ川とは?
おれんじがわ
オレンジ川とは、南アフリカ共和国最大の河川で、レソト山中に源を発しナミビア・南アフリカ国境を経て大西洋に注ぐ全長約2,200キロメートルの川です。
オレンジ川(Orange River、コイコイ語: ǁGariep)は、南アフリカ共和国を東西に横断する全長約2,200キロメートルの河川で、同国最長の川です。レソト王国内のドラケンスバーグ山脈(海抜約3,000メートル)に源を発し、南アフリカとナミビアの国境をなすオレンジ川下流部を経て大西洋のアレクサンダー湾に注ぎます。「ガリープ川」とも呼ばれ、コイコイ族の言語でも同名が用いられています。
名称の由来は、18世紀後半にオランダのオラニエ公(オレンジ家)ウィレム5世に敬意を表してヨーロッパ人探検家が命名したとされています。
地理的特徴としては、主要な支流にヴァール川があり、これはヨハネスブルクなど南アフリカ内陸部の主要都市への水供給に不可欠な河川です。流域面積は南アフリカ全土の約60パーセントを占め、農業・工業・都市用水の根幹を担います。レソト高地水開発プロジェクト(LHWP)はアフリカ最大級の水利インフラプロジェクトとして知られ、レソト山中でダムに貯水した水をトンネルで南アフリカのハウテン州へ送水しています。
ダイヤモンド産地としても有名で、下流のホプタウン周辺で19世紀にダイヤモンドが発見されたことが南アフリカのダイヤモンドラッシュの発端となりました。河床から産出するアレビアル(沖積)ダイヤモンドの採掘は現在も続けられています。
基本データ
| 長さ | 2,200 km |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
オレンジ川は南アフリカの地理・歴史を扱う文脈で「南アフリカ最大の河川」または「南アフリカとナミビアの国境を成す川」として言及されるほか、ダイヤモンド産出地の歴史や水資源政策の文脈でも取り上げられます。
この用語をシェア
最終更新: