オルドビス紀とは?
おるどびすき
オルドビス紀とは、古生代に属する地質時代のひとつで、約4億8500万年前から約4億4400万年前まで続いた、海洋生物が多様化した時代です。
オルドビス紀(Ordovician)は、地質時代の区分において古生代の第2番目の紀にあたります。カンブリア紀の後、シルル紀の前に位置し、おおよそ4億8500万年前から4億4400万年前の約4000万年間が相当します。名称はウェールズの古代部族「オルドウィケス族」に由来し、19世紀の英国地質学者チャールズ・ラップワースが命名しました。
この時代の地球は現在とは大きく異なり、ゴンドワナ大陸が南半球に位置し、現在の北半球の多くは浅い熱帯〜亜熱帯の海に覆われていました。海洋では生物の多様化が著しく進み、三葉虫・腕足動物・筆石・ウミユリ・頭足類(直角貝類)などが繁栄しました。初期の顎のない魚類(無顎類)も登場しています。
オルドビス紀末には地球史上最大規模の大量絶滅のひとつが発生し、海洋生物の種の約85%が失われたと推定されています。この絶滅の原因としては、ゴンドワナ大陸の南極移動にともなう大規模な氷河形成と海面低下が主因と考えられています。
陸上ではまだ動物はほとんど進出しておらず、植物の祖先にあたる藻類やコケ類の先祖が沿岸に存在した程度でした。
使い方・例文
古生代の地質時代を学ぶ授業や教科書、または化石の産出層位を説明する際に「この三葉虫はオルドビス紀の地層から発見された」のように使われます。
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