オルクスとは?
おるくす
太陽系外縁部に位置する準惑星(矮小惑星)の一つで、冥王星より遠い軌道を回る大型の天体です。
オルクス(Orcus)は、太陽系のカイパーベルト外縁部に存在する準惑星候補の天体です。冥王星と軌道共鳴関係にある「プルティノ」と呼ばれるグループに属し、太陽を2周する間に海王星が3周するという3対2の軌道共鳴を持ちます。
オルクスの直径はおよそ900キロメートル以上と推定されており、冥王星の衛星カロンと規模的に似た点から「冥王星の反冥王星」とも形容されます。ローマ神話の冥界の神「オルクス」にちなんで命名されており、冥王星の別名「プルート」が同じく冥界の神であることと対応しています。
衛星ヴァンスも発見されており、二重天体系を形成していると考えられます。表面は比較的明るく、水の氷が存在する可能性が示唆されています。国際天文学連合(IAU)の分類では「準惑星」の候補とされていますが、正式認定には至っていません。
オルクスの研究は、太陽系外縁天体の形成・進化や、カイパーベルト全体の構造を解明する上で重要な手がかりを提供しています。
使い方・例文
天文学の教科書や太陽系外縁天体を扱う解説では、冥王星と軌道共鳴を持つ大型天体の代表例としてオルクスが取り上げられます。
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