オニカサゴとは?
おにかさご
オニカサゴとは、海底の岩礁に潜む毒棘を持つカサゴの仲間で、釣りの対象魚としても高級食材としても知られる魚です。
オニカサゴ(学名:Scorpaenopsis cirrosa)は、スズキ目フサカサゴ科に属する底生魚で、本州中部以南から東シナ海にかけての岩礁域に生息しています。体色は赤褐色から褐色で海底の岩や海藻に擬態しており、背びれ・腹びれ・臀びれの棘には毒腺があります。
この毒棘は刺さると激しい痛みや腫れを引き起こすため、釣り上げた際の取り扱いには十分な注意が必要です。棘に刺された場合は患部を40〜45度程度の熱いお湯に浸すことで毒タンパクが変性し痛みが和らぐとされています(医師の診察も推奨)。
釣りではオモリを底に着けながら探る「胴突き仕掛け」や天秤仕掛けを用いた船釣りが一般的です。岩礁帯に潜んでいるため、底取りの技術と根がかりへの対処が求められます。エサはサバやイカの切り身が使われることが多いです。
食材としては非常に高い評価を受けており、白身の旨みと独特の脂が楽しめます。刺身・塩焼き・鍋料理(特に「あら汁」は絶品)として料亭でも扱われる高級魚です。釣り人の間では「釣り上げたら扱いに注意するが、食べれば絶品」と語られる魚のひとつです。
使い方・例文
「水深50〜80メートルの根回りでオニカサゴが釣れたが、毒棘があるのでプライヤーでハリを外した」のように、船釣りや岩礁底物釣りの文脈で使われます。
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