本文へスキップ

オカピとは?

おかぴ

オカピとは、コンゴ民主共和国熱帯雨林に生息する、キリンの仲間でありながらシマウマに似た縞模様を持つ珍しい動物です。

オカピ(学名:Okapia johnstoni)は、キリン科オカピ属に属する哺乳類で、キリンの最も近い現生の親戚です。コンゴ民主共和国(旧ザイール)の深い熱帯雨林にのみ生息する固有種であり、「森の貴婦人」とも称される希少動物です。

外見上の最大特徴は、お尻から後ろ脚にかけて白と黒の縞模様があることです。これはシマウマに似ていますが、分類上はキリンの仲間です。首はキリンほど長くはなく、胴体は濃い赤褐色から黒褐色をしています。体長は約2メートル、肩高は約1.5メートル、体重は200〜350キログラム程度です。

オカピの主な生態的特徴は以下の通りです。

  • 食性:木の葉・芽・果実・キノコなどを食べる草食性
  • 長い舌:約45センチにも及ぶ青紫色の長い舌で葉を器用に採食する
  • 単独生活:縄張りを持ち、主に単独で行動する
  • 発見の遅さ:西洋科学に正式記載されたのは20世紀初頭(1901年)と比較的最近

深い密林に隠れるように生活しているため、長らく現地の伝説上の生物とされており、ヨーロッパ人が実在を確認したのは1900年代初頭のことでした。現在は生息地の破壊と密猟によって個体数が減少しており、IUCNのレッドリストで「絶滅危惧種」に分類されています。日本でも一部の動物園で飼育されており、その独特の姿から人気を集めています。

使い方・例文

オカピは動物園の希少動物コーナーや生き物図鑑で「キリンの仲間なのにシマウマのような縞模様を持つ動物」として紹介されることが多く、珍しい動物の代表例として挙げられます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語