オオルリ属とは?
おおるりぞく
オオルリ属は、鮮やかな青い羽色を持つ日本の夏鳥を含む小型のヒタキ科の鳥類グループで、アジアに分布しています。
オオルリ属(学名:Cyanoptila)は、スズメ目ヒタキ科に属する属で、オオルリ(Cyanoptila cyanomelana)を含む複数の種からなります。東アジア・東南アジアに分布し、日本にはオオルリが夏鳥として渡来します。
オオルリは雄の上面が光沢ある瑠璃色(青紫色)、喉・胸・脇が黒色、腹部が白色という鮮やかな体色を持ちます。雌は全体的に褐色で地味な色合いです。体長は約16センチメートル。日本三鳴鳥の一つに数えられ、フィーフィーなど美しい複雑なさえずりで知られます。
繁殖期には日本各地の渓谷沿いの森林に生息し、岩の隙間や橋の裏側などに巣を作ります。食性は主に昆虫で、空中で飛翔中の虫を捕まえる「フライキャッチャー」的な採食行動も行います。秋に東南アジアへ渡って越冬し、翌春に再来日する渡り鳥です。
その美しい色と声から古くから愛でられており、「瑠璃の鳥」とも呼ばれます。野鳥観察者の間では、大瑠璃(オオルリ)、小瑠璃(コルリ)、瑠璃(ルリビタキ)の「3瑠璃」として特に人気が高い種の一つです。
使い方・例文
5〜7月頃に渓谷沿いを歩くと、木の天辺からオオルリの美しいさえずりが聞こえ、見上げると鮮やかな青色の雄が枝の上で歌っている光景に出会えることがあります。
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