オオメジロザメとは?
おおめじろざめ
オオメジロザメとは、世界の熱帯・亜熱帯の海に広く分布し、淡水域にも侵入できる珍しい習性を持つ大型のサメです。
オオメジロザメ(学名:Carcharhinus leucas)は、メジロザメ目メジロザメ科に属するサメで、英名はBull Shark(ブルシャーク)と呼ばれます。体長は一般的に2〜3メートル程度、最大で3.5メートルに達する個体も確認されています。ずんぐりとした体型と大きな頭部が名前の由来とされています。
最大の特徴は、塩分濃度に対する適応能力の高さです。多くのサメは海水のみにしか生息できませんが、オオメジロザメは腎臓・直腸腺の機能によって体内の塩分バランスを調整し、河川や湖などの淡水域にも長期間侵入することができます。アフリカのザンベジ川やアメリカのミシシッピ川、中南米の河川での目撃例が多く報告されています。
分布域は世界の熱帯・亜熱帯の沿岸海域全般に及び、日本近海でも確認されています。攻撃性が高く、ホオジロザメ・イタチザメとともに「人への危険性が高いサメ」として世界三大危険ザメのひとつに数えられています。河川内でも人への攻撃が報告されていることも、危険性が特に強調される理由です。
食性は魚類・カメ・イルカ・鳥類と幅広く、opportunistic(機会主義的)な捕食者として知られています。
使い方・例文
「川でサメに襲われたという事例の多くは、淡水にも適応できるオオメジロザメによるものとされている」というように、サメの危険性や淡水生息の話題で引き合いに出される種です。
この用語をシェア
最終更新: