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エレベーターのパラドックスとは?

えれべーたーのぱらどっくす

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エレベーターパラドックスとは、上の階に行きたいときに限って下り方向のエレベーターが先に来るように感じる、日常的な体験を説明する確率・知覚の逆説です。

エレベーターパラドックスとは、高層ビルで上の階に行こうとしてエレベーターを待つと、なぜか下り方向のかごばかりが先に到着するように感じる現象を指します。逆に下の階へ行きたいときは上りが先に来る、という非対称な体験が「なぜそうなるのか」という問いから生まれた逆説です。

この現象には確率的な説明があります。たとえば10階建てのビルで、あなたが2階でエレベーターを待っているとします。上から来るかごは1〜10階のどこかにあり、最終的には1階まで下りてきますが、2階に到達するまでに上の階を多数通過します。一方、下からのかごは地下や1階からすぐに2階に来ます。このため、あなたが待っている間に「下りかごが2階に来る確率」は、建物の構造上高くなりがちです。

また、人間の認知バイアスも関係しています。

  • 自分が望む方向と逆のかごが来たときの記憶は強く残りやすい。
  • 待ち時間が長く感じられるとき、印象が誇張される。
  • 統計的には均等でも、連続した「逆方向」体験が不満として強調される。

エレベーターのパラドックスは、確率の直感的な誤解と認知バイアスの両面から語られることが多く、日常生活における「統計と体感のズレ」を説明する好例として用いられます。

使い方・例文

「急いで上の階に行きたいのに、何度ボタンを押しても下りのエレベーターばかり来る」という体験が、このパラドックスの典型的な場面です。

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