エリカとは?
えりか
エリカとは、ツツジ科に属する常緑低木の総称で、ヨーロッパや南アフリカ原産の種が多く、冬から春に小さな花を大量に咲かせます。
エリカ(Erica)は、ツツジ科エリカ属(Erica)に属する常緑低木の総称です。属としては数百種にのぼる大きなグループで、ヨーロッパの温帯(特にイギリスやドイツの荒野)から南アフリカ(ケープ地方)にかけて多くの種が自生しています。日本では観賞用として多くの品種が流通し、主に冬〜春の花壇・鉢植え植物として親しまれています。
エリカの特徴として、以下の点が挙げられます。
- 葉:細い針状または線形で常緑、密に茂る
- 花:壺型・釣り鐘型の小さな花が密集して咲き、白・ピンク・赤・紫などの色がある
- 樹高:品種により数十センチから1メートル以上まで幅広い
- 開花時期:品種によって冬〜春が中心だが、通年咲くものもある
代表的な種・品種としては、南アフリカ原産で花期が長い「ジャノメエリカ」、ピンクの小花が鈴なりに咲く「スズランエリカ」、ヒースと呼ばれる欧州の荒野に自生する「ヒース(Erica carnea)」などがあります。ヨーロッパではヒースは荒野(ムーア)の象徴的な植物とされ、文学作品にも多く登場します(例:エミリー・ブロンテの『嵐が丘』の舞台)。
栽培上は酸性土壌を好み、水はけのよい環境を好みます。寒さに強い種が多いですが、種によって耐寒性は異なります。冬の花壇を彩る貴重な花木として、単体での植栽やほかの低木との組み合わせにも向いています。
使い方・例文
冬の花壇でピンクや白の小さな花が密集して咲いているのを見かけたら、それはエリカである場合が多く、ハボタンやパンジーと組み合わせた寄せ植えにもよく使われます。
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