グレビレアとは?
ぐれびれあ
グレビレアとは、オーストラリアを中心に自生するヤマモガシ科の常緑低木・高木で、ブラシ状や糸状のユニークな花を持ち、庭木・観賞植物として世界で広く栽培されています。
グレビレア(Grevillea)は、ヤマモガシ科グレビレア属に分類される常緑の低木〜高木の総称です。属には350種以上が知られており、その大半はオーストラリア固有種ですが、一部はニューギニアやニューカレドニアにも分布します。
最大の特徴は、花びらがなく花柱(めしべ)が長く突き出た独特の花形です。房状に集まって咲くその様子はブラシやクモの脚に例えられ、赤・オレンジ・黄・ピンク・白と色彩も豊富です。蜜が非常に多く、オーストラリアでは蜜を吸いに来るミツスイ(ハニーイーター)などの野鳥を引き寄せることでも知られています。
葉の形も種によって大きく異なり、針葉樹に似た細い針状葉を持つ種から、シダのような切れ込みの深い葉を持つ種まで多彩です。代表的な種・品種には次のものがあります。
- Grevillea robusta(シルクオーク):高木になり、木材としても利用される
- Grevillea rosmarinifolia(ローズマリーグレビレア):低木で庭植えに人気
- Grevillea banksii:大きな赤い花穂が特徴的
乾燥・高温に強い一方で過湿に弱く、水はけのよい土壌と十分な日当たりを好みます。日本でも温暖地の庭園や公園でよく見かけるようになっており、冬に花を咲かせる品種は貴重な冬の庭木として重宝されています。
使い方・例文
ガーデニングの雑誌でオーストラリアンガーデンの特集を組むと、必ずといってよいほどグレビレアの赤やオレンジの花が登場し、異国情緒あるシンボルプランツとして紹介されます。
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