本文へスキップ

エポワスとは?

えぽわす

エポワスとは、フランス・ブルゴーニュ地方原産のウォッシュタイプの牛乳製チーズで、強烈な香りと濃厚なクリーミーさが特徴です。

エポワス(Époisses)は、フランスのブルゴーニュ地方、コート=ドールのエポワス村を発祥とするウォッシュタイチーズです。牛の全乳から作られ、熟成中に表皮をブランデーやマール(ブルゴーニュ産のブドウ搾りかすで作る蒸留酒)で繰り返し洗うことで独特のオレンジ色の外皮が形成されます。

エポワスの最大の特徴は、その強烈な香りにあります。フランスでは「強烈なチーズ」の代名詞とも称され、かつてフランスの電車内での持ち込みが禁止されたという逸話が語られるほどです。一方で内部のペースト状の中身は非常になめらかでクリーミーな食感と、塩味の中にほんのりとした甘みを持ちます。

歴史的には16世紀頃にブルゴーニュの修道士たちによって作られ始めたとされています。その後フランス各地に広まりましたが、第二次世界大戦後に生産が途絶え、20世紀後半に地元の農家の手によって復活しました。現在はフランスのAOC(原産地呼称制度)の認定を受けており、正式な産地と製法が保護されています。

食べ方としては、熟成が進んでスプーンですくえる柔らかさになったものを、バゲットに塗ったりそのまま味わうのが一般的です。ブルゴーニュの赤ワインや辛口の白ワインと相性がよいとされています。

使い方・例文

ワインとチーズの盛り合わせや、フランス料理のチーズコースにエポワスが登場することが多く、その独特の香りと風味がテーブルに話題をもたらします。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語