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エイヤフィヤトラヨークトルとは?

えいやふぃやとらよーくとる

エイヤフィヤトラヨークトルとは、アイスランド南部に位置する活火山で、2010年の大規模噴火で欧州の航空交通を長期にわたって麻痺させたことで世界的に知られる火山です。

エイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajökull)は、アイスランド南西部に位置する標高約1,651メートルの成層火山です。山名はアイスランド語で「島の山の氷河」を意味し、その名が示すとおり山頂部は氷河に覆われています。

この火山が世界的な注目を集めたのは2010年3月から5月にかけての噴火です。マグマが氷河下で噴出したことにより、大量の水蒸気と火山灰が混合した巨大な噴煙柱が成層圏まで達しました。噴出した火山灰は偏西風に乗ってヨーロッパ全土に拡散し、エンジンへの損傷リスクを理由に欧州各国が相次いで領空を閉鎖しました。この影響でおよそ10万便以上のフライトがキャンセルされ、経済的損失は数十億ユーロに達したとされます。

この出来事は火山噴火による航空リスクの管理体制を世界規模で見直すきっかけとなり、火山灰濃度の安全基準の策定や、より精度の高い火山灰拡散モデルの開発など、国際的な航空安全政策に大きな影響を与えました。アイスランドには多くの活火山が存在しますが、エイヤフィヤトラヨークトルはとくに現代社会のインフラの脆弱性を示した事例として記憶されています。

基本データ

標高 1,651 m

出典:Wikidata

使い方・例文

2010年の噴火の際には、ヨーロッパの空港が数週間にわたって閉鎖され、帰国できない旅行者が世界中で数百万人に及んだことで、現代における火山リスクの深刻さを改めて示しました。

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