テイデとは?
ていで
テイデとは、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島に位置する活火山で、標高3,715メートルのスペイン最高峰かつ世界最大級の火山島の一つです。
テイデ(El Teide)は、大西洋上のスペイン領カナリア諸島に属するテネリフェ島の中央部にそびえる活火山です。標高は3,715メートルで、スペイン領内で最も高い山であり、大西洋の島嶼部においては最高峰の一つです。2007年にはユネスコ世界自然遺産「テイデ国立公園」として登録されました。
地質学的には、テイデは複合成層火山(ストラトボルカノ)に分類されます。カナリア諸島はアフリカプレートの下にあるマントルプルーム(ホットスポット)の活動によって形成されたと考えられており、テイデもその産物です。山頂部にはスルタナイト(硫黄化合物)を伴う噴気孔が現在も活動しており、最後の大規模噴火は19世紀初頭に記録されています。
テイデの環境は地球上の類例が少ない独特の生態系を持ち、高山植物のテイデスミレ(Viola cheiranthifolia)など固有種が多く生息します。また、大気が薄く光害も少ないため、山頂付近の天文観測施設はヨーロッパ有数の観測地として知られています。
ロープウェイで山頂付近まで登ることができ、テネリフェ島の主要な観光地でもあります。山腹に広がる溶岩流の景観や、ラパルマナ景観との対比は訪れる人々に強い印象を与えます。
使い方・例文
「テネリフェ旅行でテイデのロープウェイに乗り、眼下に広がる溶岩大地を眺めた」のように、カナリア諸島への旅行や世界の火山・自然遺産の紹介で登場します。
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