ウマオイとは?
うまおい
ウマオイとは、「スイッチョ」という鳴き声で親しまれる、秋の草むらで鳴くキリギリスの仲間の昆虫です。
ウマオイ(馬追、学名:Conocephalus 属)は、バッタ目キリギリス科(コオロギ上科)に属する昆虫です。日本ではハタケノウマオイ(Conocephalus melaenus)とハヤシノウマオイ(Conocephalus gladiatus)の2種が代表的です。名前の由来は、馬を追い立てるように激しく鳴くからとも、馬の尾に似た長い触角をもつからとも言われます。
ウマオイは「スイッチョ」「スイッチョン」という独特の鳴き声で広く知られており、秋の虫を代表する存在です。鳴くのはオスのみで、翅を震わせて音を出します。主に夜間に活発に鳴き、草むらや水田の周辺でよく聞かれます。
体は緑色または褐色で細長く、後肢が発達しています。食性は雑食性で、植物の葉・小昆虫・動物の死骸なども食べます。産卵は草の茎や土中に行われます。成虫は夏から秋(おおむね8〜10月)にかけて見られます。
ハタケノウマオイは主に畑や草地の環境を好み、ハヤシノウマオイは川岸や湿地周辺に多い傾向があります。どちらも日本全国に分布していますが、農地の減少や農薬使用の増加による環境変化の影響を受けやすい種でもあります。
使い方・例文
夏の終わりから秋にかけて、田んぼのそばや草むらで「スイッチョ、スイッチョ」という鳴き声が聞こえてきたら、ウマオイが鳴いています。秋の夜長に響く虫の音として昔から日本人に親しまれてきました。
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