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ウッドワイドウェブとは?

うっどわいどうぇぶ

ウッドワイドウェブとは、森林の地下で菌類が植物の根と共生し、栄養や情報を交換するネットワークのことです。

ウッドワイドウェブ(Wood Wide Web)とは、土壌中の菌類(主に菌根菌)が多数の樹木の根共生し、まるでインターネットのように情報や養分を相互に伝達する地下ネットワークを指す言葉です。インターネット(World Wide Web)にちなんだ造語で、科学者によって命名されました。

仕組みとしては、菌根菌が植物の細根に共生して菌根を形成し、そこから伸びる菌糸が土壌中に広がって複数の樹木の根をつなぎます。植物は光合成で生産した糖分を菌類に提供し、菌類は植物が吸収しにくいリン酸や窒素などの養分を吸収して植物に供給するという相互依存の関係が成立しています。

このネットワークを通じて起こることには次のような例があります。

  • 日照不足の幼木が近くの大木から糖分を受け取る
  • 病虫害の情報が化学信号として隣接する木に伝わる
  • 伐採された木が残根から他の木へ炭素を送り続ける

研究が進むにつれ、森林が単なる木の集まりではなく「協力し合うコミュニティ」であることが明らかになっています。ウッドワイドウェブの概念は、生態系保全や持続可能な林業のあり方にも大きな示唆を与えています。

使い方・例文

ブナやシラカバの森では、地下の菌根ネットワークを通じて、日光が届かない若木に親木から炭素化合物が送られることが観察されています。

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