ウシガエルとは?
うしがえる
ウシガエルとは、北米原産の大型カエルで、牛に似た低い鳴き声が特徴的な外来種であり、日本では特定外来生物に指定されています。
ウシガエル(牛蛙)は、学名Lithobates catesbeianus(旧属名Rana catesbeiana)の大型カエルで、北米東部が原産地です。体長は成体で10〜18センチメートルほどになり、日本産のカエルとしては最大級の外来種です。
「ウシガエル」という名前は、繁殖期のオスが発する「モー」という牛に似た低い鳴き声に由来します。鳴き声は夏の夜に池や湿地で大きく響き渡ります。
日本には食用目的で20世紀前半に輸入・養殖が始まりましたが、その後野外に逸出して全国的に定着しました。日本の生態系に与える影響が深刻で、2005年に特定外来生物に指定されています。問題点は以下のとおりです。
- 在来の魚類・両生類・昆虫などを大量に捕食し、生態系を乱す
- 繁殖力が高く、一度定着すると根絶が困難
- ウシガエルの幼体(おたまじゃくし)も大型で在来種と競合する
かつては「食用ガエル」として食べられ、足の部分がフランス料理や中国料理の食材にもなっています。現在は捕獲・防除事業が各地で進められています。
使い方・例文
「夏に田んぼや池のそばを歩くと、ウシガエルの低い鳴き声が聞こえてきた」「外来生物の問題を扱う授業でウシガエルが代表例として挙げられた」のような場面で登場します。
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