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インバーターとは?

いんばーたー

インバーターとは、直流電力(DC)を交流電力(AC)に変換する電力変換装置で、電気自動車やハイブリッド車の駆動システムに欠かせない部品です。

インバーターは電力エレクトロニクス基本装置の一つで、直流(DC)電力を任意の周波数電圧交流(AC)電力に変換します。逆に交流を直流に変換する装置は「コンバーター」と呼ばれます。

電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)では、バッテリーが供給する直流電力をインバーターが三相交流に変換し、交流モーターを駆動します。また、回生制動時にはモーターが発電機として機能し、発生した交流をインバーターが直流に変換してバッテリーへ充電するため、インバーターは双方向に動作します。

インバーターの主な構成と特徴は以下の通りです。

  • パワー半導体素子:IGBTや次世代のSiC(炭化ケイ素)MOSFETが用いられ、高速スイッチング動作で交流を生成する
  • PWM制御:パルス幅変調によりモーターへの電圧・電流・周波数を精密に制御する
  • 冷却システム:高電流スイッチングで発熱が大きいため、水冷や油冷が必要

家庭向けには電力会社の系統停電時にバッテリーや太陽光発電の直流電力を家電用交流に変える自立インバーターも普及しています。また、工場の可変速モーター制御(インバーター制御)として省エネに大きく貢献しており、現代のエネルギーシステムを支える要素技術となっています。

使い方・例文

電気自動車がアクセルを踏むとバッテリーの直流がインバーターで交流に変換されてモーターが回り、ブレーキをかけると今度はモーターの交流が直流に戻されてバッテリーに充電される仕組みになっています。

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