イディアサバルとは?
いでぃあさばる
イディアサバルとは、スペイン・バスク地方およびナバラ地方で作られる燻製風味の羊乳ハードチーズで、スペインのDOP認定を受けた銘品です。
イディアサバル(Idiazabal)は、スペイン北部のバスク州およびナバラ州を産地とする、ラチャ種・カランサ種などの羊乳で作られるハードチーズです。スペインの原産地名称保護(DOP)認定を受けており、バスク地方を代表する伝統チーズとして高く評価されています。名称はバスク語圏の地名「イディアサバル」に由来します。
イディアサバルの大きな特徴は、燻製処理が施されることがある点です。非燻製タイプと燻製タイプの両方が存在し、燻製タイプはチェリーウッドやサクラなどの木材を用いて独特のスモーキーな香りが加えられます。製造工程では羊乳を凝固・圧搾し、2か月以上の熟成を経て仕上げられます。
- 原料乳:羊乳(ラチャ種・カランサ種)
- テクスチャー:コンパクトで硬め、切り口はクリーム〜淡黄色
- 風味:バターのようなコクと酸味、燻製タイプはスモーキーな香り
- 熟成期間:最低2か月、長期熟成品も存在
- 外皮:黄褐色〜こげ茶色(燻製の度合いによる)
バスク地方の食卓では薄くスライスしてそのまま食べるほか、地元のリンゴ酒(シードラ)や赤ワインとのペアリングが伝統的です。現地の市場やチーズ専門店では職人が手掛けたイディアサバルが並び、バスク食文化の重要な一翼を担っています。
使い方・例文
スペイン・バスク地方の食材を扱うチーズ専門店やワインバーで出会えるほか、スペイン料理レストランのチーズコースで紹介されることがあります。燻製タイプは生ハムと合わせたピンチョス(バスクの小皿料理)にも使われます。
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