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アンダリュサイトとは?

あんだりゅさいと

アンダリュサイトとは、アルミニウムのケイ酸塩鉱物で、角度によって異なる色が見える多色性が特徴の宝石・鉱物です。

アンダリュサイト(Andalusite)は、アルミニウムのケイ酸塩鉱物で、化学式はAl₂SiO₅と表されます。同じ化学式をもつシリマナイトカイヤナイトと多形(ポリモルフ)の関係にあり、異なる温度・圧力条件下で生成される変成岩の指標鉱物として地質学上も重要です。名前はスペインの地方名「アンダルシア」に由来しますが、スペイン産の標本によって命名されました。

宝石としてのアンダリュサイト最大の特徴は顕著な多色性(プレオクロイズム)で、結晶の方向によって緑・赤褐色・黄色などの複数の色が見えます。ひとつのカットストーンの中に複数の色が同時に現れる現象は他の宝石にはあまり見られない独特の魅力です。

宝石としての主な特徴は以下のとおりです。

  • モース硬度は7〜7.5で、宝飾品として十分な硬さをもつ
  • 多色性が強く、見る角度によって色が大きく変化する
  • 主な産地はブラジル・スリランカ・中国・スペインなど
  • チャスタライトという十字形の模様をもつ変種は特に珍重される

チャスタライト(Chiastolite)はアンダリュサイトの変種で、炭素質物質が十字形に配列した断面模様をもち、中世ヨーロッパでは護符として用いられていました。

使い方・例文

アンダリュサイトをカットしたルースを照明の角度を変えながら見ると、緑や赤褐色など複数の色が交互に現れる多色性を楽しめます。宝石コレクターには珍しい光学効果として人気があります。

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