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シリマナイトとは?

しりまないと

リマナイトとは、アルミニウムとケイ素からなるケイ酸塩鉱物で、高温・高圧の変成岩に産出し、地質温度計として利用される重要な鉱物です。

リマナイト化学式 Al₂SiO₅ で表されるアルミノケイ酸塩鉱物で、同じ組成を持つカイヤナイトアンダルサイトとともに「Al₂SiO₅ の三型」を構成します。アメリカ地質学者ベンジャミン・シリマンにちなんで命名されました。

硬度は6.5〜7.5と高く、繊維状の結晶集合体(繊維珪線石)や長柱状の単結晶として産出します。色は無色・白・灰・淡緑・青みを帯びた白などが一般的です。繊維状のものは「フィブロライト」とも呼ばれます。

シリマナイトが生成されるのは、高温かつ比較的低〜中程度の圧力条件にある変成岩環境です。このため、岩石中に含まれる三型の組み合わせを調べることで、その岩石が経験した温度・圧力の履歴を推定する「地質温度圧力計」として地質学研究に活用されています。

  • 産出岩石:片麻岩・マイカシスト・ホルンフェルスなど
  • 代表的産地:インド・スリランカ・ミャンマー・アメリカ合衆国
  • インドでは宝石品質の透明結晶が産出し、ファセットカットに用いられる

宝石市場では希少価値が高く、透明な青みがかった結晶は特にコレクターに人気があります。工業的にはセラミック材料の原料としても使われています。

使い方・例文

地質学の研究では「高温変成岩の指標鉱物」として岩石の生成環境を推定する際に登場し、宝石店では希少な変成鉱物のファセットストーンとして紹介されることがあります。

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