アンタレスとは?
あんたれす
アンタレスとは、さそり座の心臓部に輝く赤色超巨星で、肉眼でも確認できる明るい恒星のひとつです。
アンタレスは、さそり座のα星(アルファ星)として知られる赤色超巨星で、夜空で特に目立つ赤みがかった色彩から古来より多くの文明で注目されてきました。名前はギリシャ語の「アンチ・アレス(火星に対抗するもの)」に由来するとされており、赤く輝く見た目が火星(アレス)と競うほど似ているためと伝えられています。
アンタレスの直径は太陽の数百倍にも達するとされており、太陽系の中心に置いた場合には木星軌道付近まで広がるほどの巨大な天体です。表面温度は比較的低いため赤橙色に見え、この色は空で見分ける大きな手がかりになっています。地球からの距離はおよそ550光年前後とされています(測定値は観測によって幅があります)。
アンタレスは恒星進化の末期にある天体で、将来的に超新星爆発を起こすと考えられています。また、近くに青白い伴星(アンタレスB)が存在することが知られており、二重星系を形成しています。
天文観測の文脈では以下の特徴がよく挙げられます。
- さそり座の中心部(「心臓」の位置)に輝く一等星
- 日本では夏の南の低空に見える季節の天体
- 赤色超巨星の代表例として天文学の教材にも登場
使い方・例文
「夏の夜、南の空の低いところで赤く輝く星がアンタレスです」「天体望遠鏡でアンタレスと伴星の色の違いを比べてみる」といった場面で登場します。
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