アンソロジーとは?
あんそろじー
アンソロジーとは、複数の作家や作品から選りすぐった作品を一冊にまとめた選集・作品集のことです。
アンソロジー(anthology)とは、ギリシア語で「花を集めたもの」を意味する語に由来し、複数の著者・作品・楽曲などから優れたものを選んで一つにまとめた選集・作品集を指します。文学の分野では短編小説・詩・エッセイなどが一冊にまとめられたものを、音楽の分野では複数アーティストの楽曲をまとめたコンピレーションアルバムを指すことがあります。
アンソロジーの歴史は古く、古代ギリシアの詩選集『パラティナ詩選(ギリシア詩華集)』は現存する最古のアンソロジーのひとつとされています。日本でも『万葉集』や『古今和歌集』はアンソロジーの形式を持つ古典文学です。
アンソロジーにはいくつかの種類があります。
- テーマ別アンソロジー:特定のテーマ(SF・ホラー・恋愛など)で作品を集めたもの
- 作家別アンソロジー:特定作家の代表作を集めた選集
- 時代別アンソロジー:ある時代の作品をまとめた通史的選集
- ファンアンソロジー:同人や趣味のコミュニティで複数の書き手が参加する同人誌形式
読者にとっては多様な作家・作品を手軽に知る入口となり、出版社や編者の選択眼・批評的視点が反映される点も特徴です。近年は電子書籍や短編配信サービスの普及により、デジタルアンソロジーの形式も増えています。
使い方・例文
「SF短編のアンソロジーを読んで、様々な作家のスタイルを一度に楽しんだ」のように、複数作品をまとめた選集全般に用いられます。
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