アルモドロとは?
あるもどろ
アルモドロとは、スペインのカナリア諸島に伝わる古典的なソースで、ニンニク・チーズ・パプリカ・オリーブオイルなどを混ぜ合わせた濃厚な風味が特徴の調味料です。
アルモドロ(Almodrote)は、スペインのカナリア諸島に古くから伝わる伝統的なソース(またはペースト状の調味料)です。スペイン本土でも歴史的に知られていた料理で、中世から近世にかけての料理書にも記録が残っています。名前はアラビア語由来ともされ、イスラム支配時代の影響を受けた食文化の痕跡とも言われています。
基本的な材料は以下のとおりです。
- ニンニク(主役となる風味づけ)
- 熟成チーズ(カナリア諸島産のティエルノやセミクラードなど)
- パプリカまたは唐辛子
- オリーブオイル
- 酢または柑橘果汁(酸味付け)
- パン粉やゆで卵(とろみ・食感のため)
これらを乳鉢でよくすり潰すか、フードプロセッサーで撹拌して作ります。バリエーションとして、ハーブやトマトを加えるレシピも存在します。
カナリア諸島ではパパス・アルガリャダス(塩ゆでのじゃがいも)に添えるディップソースとして食べられるほか、野菜や肉のたれ、パンに塗るスプレッドとしても活用されます。地域の食材であるチーズとニンニクが主体の素朴でありながら複雑な風味が、島の伝統食として現地の人々に愛され続けています。
使い方・例文
カナリア諸島料理の店では、皮ごと塩ゆでにした小粒じゃがいもにアルモドロをつけて食べるスタイルが定番で、シンプルな食材の旨味を存分に引き立ててくれます。
この用語をシェア
最終更新: