アポフィスとは?
あぽふぃす
アポフィスとは、2004年に発見された小惑星で、地球への接近が注目される直径約370メートルの天体です。
アポフィス(Apophis、正式名称99942 Apophis)は、2004年にアメリカの天文学者チームによって発見された近地球小惑星(アポロ型小惑星)です。エジプト神話の混沌の神「アポフィス」にちなんで命名されました。
発見当初の軌道計算では、2029年4月13日に地球に衝突する可能性が約2.7%と試算されたため、世界中の天文学者が注目しました。その後の精密な観測により衝突の可能性は否定されましたが、2029年の接近時には地球から約3万1,000kmという極めて近い距離を通過することが確定しています。これは静止衛星軌道(約3万6,000km)よりも地球に近い距離であり、肉眼でも観測できる可能性があります。
アポフィスの直径は約370メートルと推定されており、仮に地球に衝突した場合は広範囲にわたる甚大な被害をもたらすと考えられます。2036年の接近については長期にわたる不確実性が議論されてきましたが、継続的な観測により衝突の可能性はほぼゼロと結論づけられています。このような地球接近天体(NEO)の監視は惑星防衛の観点から重要であり、各国の宇宙機関がその軌道を継続的に追跡しています。
使い方・例文
「2029年にアポフィスが地球のすぐそばを通過するため、世界の天文台が精密観測を計画している」という形で使われます。
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