アケルナルとは?
あけるなる
アケルナルとは、エリダヌス座の最も明るい恒星で、全天でも有数の明るさを持つ青白色の一等星です。
アケルナル(Achernar)は、エリダヌス座(川の星座)の最も明るい恒星であり、全天の恒星の中でも特に明るい星のひとつです。バイエル符号では「エリダヌス座α星」と表記されます。固有名「アケルナル」はアラビア語で「川の果て(آخر النهر)」を意味しており、エリダヌス座が天の川から遠く南に伸びる長い星座であることに由来します。
アケルナルの主な特徴は以下のとおりです:
- スペクトル型:B6 Vep(青白色の高温の恒星)
- 見かけの等級:約0.5等(全天で9番目前後の明るさ)
- 距離:地球から約140光年
- 独特の扁平形状:自転速度が極めて速く、赤道半径が極半径の約1.5倍以上という著しい扁平形状を持つことが知られています
アケルナルは赤緯約マイナス57度に位置するため、日本を含む北半球の多くの地域からは観測できません。南半球では南十字星と並ぶ代表的な明星として親しまれており、南米・南アフリカ・オーストラリアなどから見ることができます。また、自転による扁平化が大きいため、星の形状研究においても注目される天体です。古代から航海の目印として南天の水先案内人のような存在でした。
使い方・例文
オーストラリアや南アフリカなど南半球の夜空で、エリダヌス座の南端に輝く青白い一等星として観察されます。北半球の日本からはほぼ見えないため、南半球旅行時に南天の星空観察で注目される星のひとつです。
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