アクロポリスの丘広場とは?
あくろぽりすのおかひろば
アクロポリスの丘広場とは、ギリシャ・アテネの中心にそびえる石灰岩の丘「アクロポリス」上に広がる遺跡群であり、古代ギリシャ文明の精華を今に伝える世界遺産の聖域です。
アクロポリス(Akrópolis)は「高い丘の上の都市」を意味するギリシャ語で、アテネ市街の南東部にそびえる標高約156メートルの石灰岩の岩山とその上に広がる遺跡群を指します。古代ギリシャ時代には都市の宗教的・防衛的中枢として機能し、特に紀元前5世紀のペリクレス時代に大規模な神殿建設が行われました。ユネスコ世界文化遺産に登録されており、ギリシャ文明の象徴として世界中から観光客が訪れます。
アクロポリスの丘には以下の主要な遺構があります。
- パルテノン神殿:女神アテナを祀るドーリア式の神殿。紀元前447年頃から建設が始まった傑作建築で、西洋建築の規範とされる
- プロピュライア:アクロポリスへの儀礼的入口にあたる壮大な門廊
- エレクテイオン:女神アテナとポセイドンを祀る神殿。「カリアティード(乙女の柱)」と呼ばれる女性像柱が有名
- アテナ・ニケ神殿:勝利の女神を祀る小神殿で、城壁の突端に立つ
長い歴史の中でアクロポリスはキリスト教の教会やオスマン帝国のモスクとしても利用された時代があり、17世紀の戦闘でパルテノン神殿は大きな損傷を受けました。現在は継続的な修復・保存事業が進められており、麓にはアクロポリス博物館が2009年に開設されています。
使い方・例文
アテネを訪れる旅行者の多くが、アクロポリスの丘への登頂をツアーの最初に計画します。早朝に訪れると観光客が少なく、パルテノン神殿の壮大な姿とアテネ市街の眺望をゆっくり堪能できます。
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