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アカモミタケとは?

あかもみたけ

カモタケとは、マツ林に秋に発生するサフラン色の美しい食用キノコです。

カモタケ(赤樅茸)は、ベニタケ科チチタケ属(Lactarius)に分類されるキノコで、学名はLactarius deliciosus(おいしいチチタケ)といいます。秋の松林に発生し、傘・柄ともにサフランオレンジ色または赤橙色をしています。直径5〜15センチほどの肉厚な傘は、成長とともに中央がくぼんでじょうご状になります。

チチタケ属の特徴として、切断するとオレンジ色の乳液(チチ)が出ます。空気に触れると次第に青緑色に変色しますが、これは毒性とは無関係で、食用として安全です。むしろヨーロッパでは高級食材として珍重され、スペインやフランスなどでは「セタ(Seta)」と称して炒め物・グリル・パエリアの具材として広く利用されています。

日本では主に本州・四国・九州の松林に生え、地域によっては「松茸の次においしいキノコ」として地元の人々に親しまれています。特徴的な点を整理すると次のとおりです。

  • 松林(アカマツ・クロマツなど)との共生菌
  • 秋(9〜11月)が採取シーズン
  • 切断面・乳液が青緑色に変色する
  • 食感はシャキシャキと歯切れよく、風味は独特

現在のところ人工栽培は難しく、天然物のみが流通しています。

使い方・例文

秋のアカマツ林でオレンジ色のキノコを見かけたとき、アカモミタケの可能性があります。ヨーロッパの料理本や食材特集では「松茸とは異なる森のキノコ」として紹介されることが多い食材です。

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