アウング・サン・スー・チーとは?
あうんさんすーちー
アウング・サン・スー・チーはミャンマーの民主化運動の象徴的指導者で、長年の自宅軟禁を経てノーベル平和賞を受賞した政治家です。
アウング・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi、1945年〜)はミャンマー(ビルマ)の政治家・民主化運動の指導者です。ミャンマー独立の父として知られるアウング・サン将軍の娘として生まれ、1988年に民主化運動に身を投じました。
1988年、軍事政権に対する民主化デモが全国に広がる中、スー・チーは国民民主連盟(NLD)を結成し、非暴力による民主化を訴えました。しかし翌年、軍政により自宅軟禁に置かれます。1990年の総選挙ではNLDが圧勝したにもかかわらず、軍政は結果を無効とし、スー・チーは依然として拘束下に置かれました。
長年にわたる自宅軟禁と抑圧にも屈せず民主化を訴え続けた姿勢が国際的に高く評価され、1991年にノーベル平和賞を受賞しました。授賞式には本人が出席できず、息子が代わりに出席しました。
2010年に解放され、2015年の総選挙でNLDが大勝。2016年に国家顧問に就任し、事実上の国政指導者となりました。しかし2021年2月に軍事クーデターが発生し、再び拘束されました。民主主義と軍事政権の対立が続くミャンマー情勢の中で、スー・チーの存在はその象徴として国際社会から注目されています。
使い方・例文
東南アジアの政治や民主化運動、ノーベル平和賞の歴史を調べる際に、アウング・サン・スー・チーの名前は必ずといってよいほど取り上げられます。
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