くず餅とは?
くずもち
くず餅とは、葛粉や小麦澱粉を使って作る白く透明感のある和菓子で、きな粉と黒蜜をかけて食べるのが定番です。
くず餅(葛餅・久寿餅)は、大きく分けて2種類の異なる和菓子を指す言葉です。一つは葛粉を使った関西スタイル、もう一つは小麦澱粉を乳酸発酵させた関東スタイルで、見た目は似ていても製法と素材が全く異なります。
関西のくず餅(葛餅)は、クズの根から採れる本葛粉を水と砂糖で溶かして加熱し、透明感のあるプルプルした食感に仕上げたものです。上品な口溶けと自然な甘みが特徴で、葛の産地として有名な奈良・吉野の葛を使ったものが有名です。
関東のくず餅(久寿餅)は、小麦澱粉を長期間(約450日)乳酸発酵させて作る独自の製法が特徴で、川崎大師や亀戸天神の周辺が発祥の地として知られています。発酵による独特の酸味とほのかな香りがあり、白く不透明な見た目です。
どちらも次のような食べ方が定番です。
- きな粉をたっぷりかける
- 黒蜜をかけて甘みを加える
- 両方を合わせてかける(最もポピュラー)
夏の涼菓として人気が高く、冷やして食べることでさらにのど越しが良くなります。産地や老舗ごとに配合や製法が異なるため、食べ比べも楽しめる奥深い和菓子です。
使い方・例文
夏の甘味処で「くず餅にきな粉と黒蜜をかけていただいた」や「川崎大師名物のくず餅を買ってきた」のように使われます。
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