本文へスキップ

おしろいばなとは?

おしろいばな

夏から秋にかけ夕方以降に開花する多年草で、種の白い粉がおしろいに似ていることからこの名がついた花です。

おしろいばな(白粉花)とは、ナデシコ目オシロイバナ科に属する植物で、学名は Mirabilis jalapaミラリス・ジャラパ)といいます。中南米(メキシコペルーなど)原産で、日本には江戸時代に観賞用として伝わりました。

名前の由来は、黒い種の中に入っている白い粉状の胚乳が昔の化粧品「おしろい」に似ていることからです。子どもがこの粉を顔に塗って遊ぶ光景が昔から見られました。

おしろいばなの最大の特徴は、夕方4時ごろから開花し、翌朝にしぼむ性質を持つことです。このため英語では「Four o'clock flower(4時の花)」とも呼ばれます。花の色は赤・ピンク・白・黄色など豊富で、一株に複数の色の花をつける「混合花」も珍しくありません。

日本では道端や空き地に自生していることも多く、身近な夏の花として親しまれています。丈夫で育てやすく、日当たりの良い場所なら放任でよく育ちます。ただし種や葉には毒性成分が含まれているため、誤食には注意が必要です。熱帯・亜熱帯が原産のため寒さには弱く、日本の関東以北では冬に地上部が枯れますが、暖地では宿根草として越冬します。

使い方・例文

夕方に公園や道端を歩くと、おしろいばなが鮮やかな色の花を咲かせている様子を見かけることがあります。子どもが種の白い粉をおしろいに見立てて遊ぶのは昔ながらの夏の遊びです。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語