いるか座とは?
いるかざ
いるか座とは、夏の天の川のそばに輝く小さな星座で、夜空の中でコンパクトにまとまったひし形の形が特徴的な、古くから知られる88星座の一つです。
いるか座(Delphinus)は、国際天文学連合(IAU)が定める88星座の一つで、夏から秋にかけて天頂付近に見える小型の星座です。面積は比較的小さいものの、主要な星が密集してひし形(菱形)に並んでいるため、星座の中では意外とまとまった印象を与えます。この菱形の部分は「ヨブの棺」という通称でも呼ばれています。
古代ギリシャの神話によれば、いるか座はポセイドンの使いであるイルカを象ったとされています。音楽家アリオンが海に投げ込まれた際、歌声に惹きつけられたイルカが助けたという伝説や、ポセイドンが海の女神アムピトリテを花嫁として迎えるために使いに出したイルカの物語などが語り継がれています。
いるか座はアルタイル(わし座)・デネブ(はくちょう座)・ベガ(こと座)からなる「夏の大三角」のすぐ近くに位置し、夏の夜空の星座観察において参照しやすい場所にあります。主要な星であるスワロウシャン(α星)やロタネフ(β星)は、19世紀に逆さまにしたラテン語の名前をつけたという有名なエピソードがあります。
使い方・例文
夏の星座観察や天文同好会の活動で「いるか座」が紹介されることが多く、夏の大三角の周辺を探索するガイドブックにも登場します。
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